ANIF 日本フラメンコ協会 会報 No.46/1

2004年1月1日発行 1/2
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ANIF 日本フラメンコ協会会報46号
Asociacion Nipona de Flamenco
2004年1月1日 
発行:日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6
Tel:03-3383-0413 Fax:03-3384-5711
B5版 8ページ

年頭にあたって  濱田滋郎(会長)
 明けましておめでとうございます。
2004年は、日本フラメンコ協会が発足して足掛け15年目の年、ということになります。
「ひと昔」どころではない年月を経ていることに感慨をもよおしますが、同時に、これまで
当協会が成し遂げてきたことの自負と、いまだに果たし得ない事柄も多いという反省と
が入りまじり、複雑な気持ちになるのも事実です。

 当協会は、これからも会員の皆様から寄せられるご意見、ご要望のすべてを真摯に
受け止めながら、最善の道をめざして歩を進めたいと願っております。

 現在、当協会理事会はベテラン、中堅の人々を中心に運営されていますが、会のあ
らたな活性化のためにも、若い世代の声をより積極的に取り入れねばと感じ、方策を
考えております。

 若い会員の方がたこそ、フラメンコの明日を担って行かれるのだと、改めて強く認識
しながら、どうぞよろしくとお願いする次第です。

 ともあれ、日本フラメンコ協会に対する世間の目が、15年の歩のうちに、少しずつでも
はっきりと変わってきたことは、紛れもない事実であろうと思います。 信頼と期待が増
したならば、私たちは更に責任感をもって努力をつづけるほかありません。

 会員の皆様、支援してくださる皆様に心から感謝を捧げつつ、日本フラメンコ協会は
これからも良い年輪を重ねたいと念願しております。

 皆様のご健勝、ご多幸をお祈りし、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

2004年新春に寄せて 小島章司(理事長)
 日本フラメンコ協会会員の皆様 新年明けましておめでとうございます。
政情不安定のまま新年を迎え、世界的にも心の痛む出来事が多い昨今であります。
とは申しましても新年の慶びは格別なものがあります。 今年こそ世界中が平和と希望
に満たされますことを心より祈りましょう。

 昨年度は日本フラメンコ協会の催しとして恒例になりました新人公演「フラメンコ・ルネ
サンス21」に加え、12月に「ギターカンテの祭典」を開催いたしました。

 バイレ・カンテ・ギター三位一体でもあり、三者三様各々独自の世界観も併せ持つフラ
メンコの世界にあって、各々の分野で切磋琢磨し合える機会を少しでも設けることが出
来たことは何より励みになった事と思います。

 本年は5月にアニフェリア・バイレの部、8月に新人公演第13回目の「フラメンコ・ルネ
サンス21」が開催されます。 そして今年は協会設立15周年という節目の年に当ります。

 皆様にも協会員であることに誇りを持っていただき様々なイベントを通じ、協力しあい
更なる協会の発展にお力をお貸し願いたいと思います。

 私事になりますが2003年は私の舞踊生活45周年ということで一年間公演活動を行な
って参りました。 これも一重に沢山の方々のご助力あってのものと深く感謝しておりま
す。

 今年も高い志と注意深い洞察力で芸術の道にも一歩も二歩も前進できますよう努力を
重ねて行きたいものです。 皆様の新しい門出が幸多かれと祈っております。

年頭所感  伊藤日出夫(副会長)
  21世紀も3年が過ぎ、いよいよ日本のフラメンコも今世紀の始まりにふさわしくなりまし
た。 昨年12月14日、ギターとカンテの祭典を済ませ、ギターの方々、うたの方々も自分
達の存在感を認識されたようです。

 ビジュアルな面で踊りが脚光をあびていた日本の斯界もギターとカンテのフラメンコにお
ける役割に自覚を持ち、三つが一体となって真のフラメンコの世界をつくりあげていく時代
だと思います。

 私自身も中国におけるフラメンコの普及活動もSARSによって昨年は、一時停滞しまし
たが今年は秋に予定している北京でのギター、カンテ、踊りの祭典を大々的に催し、フラ
メンコの真のあり方を中国本土に、そして一部のアジアにも発信しようと思っています。

本間三郎(副会長)
 あけましておめでとうございます。
 2003年はめまぐるしい変化のあった年でした。 イラク戦争、そしてその後の治安悪化、
北朝鮮の核開発・拉致をめぐる問題。 

 内政ではあらゆる行政部門の構造改革や現行制度の見直し、そして隣国を睨んでのこ
ともあって、戦後長い間タブー視されてきた憲法改正のムードが一挙に高まりをみせてい
ることなど。 明治維新を連想させる程に日本は大きく変わろうとしています。

 イラク戦争によっては、異教徒の干渉を嫌うイスラム過激派に火をつけてしまった感が
ありますが、現地の治安も回復せず、テロ攻撃が世界の至るところに拡大する可能性も
否定できません。

 私達フラメンコ人間は、これらを対岸の火事と思いがちですが決して無関心ではいられ
ません。 だからといって、それに対する何らなす術もなくただ状況を見守るしかない、と
いうのが辛く情けない思いです。

 私にとっては、フラメンコ以外にも、とても考えさせられる2004年になりそうです。 

年頭所感ーひとこと  山田恵子(副会長)
 明けましておめでとうございます。 
 新年を元気に迎えられた事を嬉しく思います。 しかし世界の各地では戦争の為に尊い
命が失われ深い悲しみの中でこの年を迎えられた方々も大勢いらっしゃることを忘れては
なりません。

 私は毎日好きな仕事に情熱をそそぎ舞台活動を続けられる事に感謝して居ります。 心
豊かに今年も又創作が出来たら何も云う事はありません。 

 さて昨年の新人公演では例年のように又個性豊かな方々が輩出しフラメンコ協会として
はうれしい限りでした。 更に12月にはギターとカンテの祭典が開催され行く行くは踊り・
ギター・カンテの総合芸術祭として大きな公演になるのも夢ではないと思いました。

 それには若い方々の自主的な協力が必要で、その協力が発展につながってゆく事だと
確信いたします。 本年も協会にとって善き年でありますように、そして皆様方のご多幸を
お祈り申し上げます。

田代耕一(理事/九州)
 新年おめでとうございます。 昨年はフラメンコにあけくれて、とても幸せととても不幸が
行ったり来たりで楽しい1年でした。

 今年は魚釣りに行く回数を少し増やしたりして充電の年にしたいと思っています。 しか
しイラク、北朝鮮、パレスチナとイスラエル、そしてテロの脅威等々、世界不安な要因で
いっぱいです。

 フラメンコや魚釣りは世の中が平和でないと心から楽しめません。 年頭にあたり皆様
のご多幸と平和であることを願っております。

古都にてフラメンコに生きる EL・POKA岡崎(関西支部長)
 新年あけましておめでとうございます。 還暦を迎えてから早2年、益々毎日が短く感じる
この頃です。 皆様も毎日フラメンコづけで生きている事と存じます。

 早くもフラメンコブームも去り、今や本物のフラメンコがあちこちで芽を吹き出して来てい
る気がします。 今年あたり、大物新人が出現するかも、と思っているだけでも楽しみが
増してきます。

 私も関西にフラメンコの場を求めて早や30数年、今年もこの歴史有る京都、東山三十
六峰、清水さんの除夜の鐘を炬燵の中で聞き又、東山から新年の初日の出をながめて
いる自分をみつめるにつけ、歴史有る重みの中に、やすらぎと癒しを感じます。

 そんなフラメンコを求めて、この古都で、私にしか出来ない表現をそろそろ目指したいと
思っております。 夢は常にみるもの、感じるもの、産みだすもの。 特に楽しい初夢みた
いな、すごいパワーをもらえる様な。

 今年も頑張って、人生をおおいに楽しみたいと思います。 皆様にも幸せな一年が付き
まとう事を望みます。
 
 今日を大切に、今日を生きる
 今宵も呑む、友と語る 酒
 一献いかが・・・・・
            絵留歩火

新年を迎えてー北海道便り  飯ヶ谷守康(理事/北海道)
 新年、明けましておめでとうございます。
 新しい年を迎えるたびに、気分も新たに心を入れ替え”今年はXXをやろう!”などと意気
込むのが常。 そして年末に”あ〜、今年も不完全で終わってしまった”と悔いることが常。
 
 こんな一年の過ごし方も、そろそろ終わらせないとまずい年になってしまったようです。 
世界は相変わらず速いペースで動いていて、追いつくことに疲労を感じることもある。
 
 しかし自分の中の時の流れと、自分の外の流れが、あまりズレてしまうのも悲しいもの
がある。 世捨て人になるには、まだちょっとばかり早い気もするし・・・・・。

 ここ北海道でも、時代の流れは加速しつつあるようで、昨年の5月の初めてのフェスティ
バル以来、様々な動き、流れが生まれつつあるようです。 それが単なる自己表現にとど
まらず、質の向上に向かって突き進む動きが生まれるとしたら、とても素晴らしいのです
が・・・。

 そのためには、自分を表現する、自分なりのフラメンコを表現する、という前に、素直に
自分と向き合う、自分のことを知り尽くす、という作業がもっと欲しいように感じます。 
個性的と独りよがりは違うのですが・・・・・。 

 ということで、今年こそ初心に返って自分とフラメンコの接点を探りなおすことにしよう!
と意気込んでいるところです。

 会員の皆様のご健康とご活躍をお祈りしつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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