ANIF 日本フラメンコ協会 会報 No.57

ANIF 日本フラメンコ協会会報57号
Asociacion Nipona de Flamenco
2007年7月25日 
発行:日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6
Tel:03-3383-0413 Fax:03-3384-5711
B5版 4ページ

◆協会理念”一人一人が輝くために”
スペイン語版完成!!

協会に抱いた会員の夢の実現に向けてANIFセンターに掲げた標語です。
濱田滋郎会長がファンダンゴで唄えるスペイン語に訳して下さいました。
 2007年6月24日(日)午後3時よりANIFセンター3Fにおいて第17回定期総会が開催されました。
濱田会長からの挨拶から始まり、小島理事長の進行のもと、平成18年度各部活動、会計報告、平成
18年度各部活動計画、予算案等の議案が滞りなく審議され、原案通り承認されました。

 次いで8月17日・18日・19日の第16回新人公演、また、クルシージョ(後援)等が開催予定として
提案、報告され、本間副会長の閉会の辞で無事に終了することができました。

 さらにこの日は前々から会長にお願いしてあったスペイン語版、協会の理念(一人一人が輝くため
に)が完成され、ANIFのセンターに飾られることになりました。ファンダンゴで歌えるようにと配慮
された訳詩であり、曲がつくのも間近!です。フラメンコ協会のテーマ曲として、未来へと歌われ、
継がれていく事を願っております。フラメンコを愛する心が和と輪となって広がって行くように!! 

◆ANIFセンターをご利用下さい。

 協会3階ANIFセンターには、新人公演、フェスティバル、アニフェリアは勿論のこと、かって好評を
博したビデオ化した研究部の「レクチャーコンサート」、その他滅多にお目にかかれないお宝映像等を
50インチテレビで見られる装置が完備しています。新たに設置されたスピーカーから流れるクリアな音
は部屋全体に流れ、画面一体となってホームシアター気分で観賞できます。ANIFセンターは協会員に開
放されたスペースです。ぜひご利用下さい。

◆アニフェリア2007を終えて----

■岡本倫子
 今回のアニフェリアは出演者募集の段階で主催者である私たちの思いとは別に出演希望者があまり集
まらないのではないかという危惧を抱えながら上演準備がスタートしました。

 「フラメンコは世代を超えて」というアニフェリアの主旨が出演対象となる人々、つまりフラメンコ
を愛する全ての人々にあまり具体的なかたちでは認識されていなかったために当初は積極的に参加を望
むことにつながらなかったのではないかと思い、おおいに反省しております。

 アニフェリアの成功を願って思いも新たに出演者を募った結果、5月6日のなかのZERO大ホールのステ
ージにはプロ・アマそして国籍・年齢を問わず多くの方々が出演してくださることになり、期待以上に
盛り上がりのある舞台が実現しました。

 オープニングを飾る130名をこえるセビジャーナスの群舞は圧巻でしたし、最後に出演が決まったクワ
ドロの出演者たちによるソロは個性の違う共演者たちを得て、躍り手一人ひとりがとても刺激的な競演
を楽しんでいるようでした。他の出演者たちも、自分たちのフラメンコを大きな舞台上でそれぞれ魅力
的に表現していました。それは出演者だけでなく、観客の方々にとっても感動的で楽しいステージで
あったと確信しております。

 アニフェリアが、これからも日本のフラメンコの多様性と幅広さを実感できる公演として定着し、
回を重ねていけることを願っております。
■鈴木敬子
 第5回目を迎えたアニフェリアも、大勢の方々のご協力のおかげでオープニング、本編共に無事終了す
ることが出来ました。私は今回オープニングとフィナーレのセビジャーナス委員長として参加しました。
これまで出演する側としてアニフェリアに関わってきましたが、いろいろなグループや個人の参加者を
ひとつにまとめるには裏方の凄い力が働いていることを今回の公演を準備する中で改めて実感いたしまし
た。

 オープニングとセビジャーナスに関してですが、募集開始から2ヶ月経っても参加者が全く集まらず大
変困った時期もありましたが、各先生方にご協力を呼びかけたところ最終的には131名もの方に参加して
いただけました。今のところ残念ながら”自主的に参加したい”という声は少ないのが現実です。多くの
方々に参加する素晴らしさを理解していただき、少しずつでも自ら参加したいという方が増えていけば良
いと思います、

 アニフェリアのオープニングセビジャーナスに出演するという事は、少ない負担で多くの外部の人達と
交流することで刺激を受け”もと自分はこう踊らなきゃいけない”などの向上心が生まれたり、踊る意欲
が高まったりします。

 今回オープニングセビジャーナスに参加した方々には、本番で安心して楽しく踊れるように、リハーサ
ルの他にセビジャーナスの無料講習会を3回催しました。講習会には、毎回30名以上の参加者が集まり、
とても熱心に練習するみなさんに大変感心しました。様々なグループやスタジオの生徒さん達が一堂に集
まり、一緒に練習するというのはフラメンコ協会の主催するアニフェリアならではのことだと思います。

 大勢の踊り手をひとつにまとめるのは、凄いエネルギーが必要なことです。無事にオープニングセビジ
ャーナスの本番を終えたとき、出演者の心がひとつになったことに、私自身とても感動しました。きっと
参加したみんなも同じ気持だったと思います。こんな素晴らしい体験ができるアニフェリアに、これから
も多くの人達が参加し、そして協力し合ってフラメンコが一層盛り上がって行けばとても嬉しいです。ご
協力していただいた先生方、参加していただいた方々、心から感謝し御礼申し上げます。ありがとうござ
いました。
出演者がひとつになったことで大成功を納めたオープニングセビジャーナス

◆選考会に新風を---

 新人公演、濱田滋郎会長挨拶にも書かれているように、協会は単に継続に甘んじることなく、更に多く
の人々に納得して頂ける選考方法を模索しすべく「選考を考える会」というプロジェクトを組み、検討し
てまいりました。新人公演にふさわしい顕彰仕方を考え、1年余り回を重ねた結果、下記の通り理事会に
答申し、承認されています。
◎選考方法について
「バイレソロの部」
・記名投票制とし、奨励賞候補者を8名以内で推薦し、集計する
・推薦する人数は8名以内(推薦者なしを含む)、何名でも可、ただし師弟関係を除く
・推薦者の内で、特に推挙する出演者がいる場合のみ、2名以内で○をつけ意思表示できる

「ギターの部」「カンテの部」「バイレ群舞の部」→バイレソロの部に準じる
・推薦者数「ギター、群舞」=1名以内、「カンテ」=2名以内(いずれも推薦者なしを含む)
・推薦者の内で、特に推挙する出演者がいる場合のみ、1名以内で○をつけ意思表示できる
◎選考会にて・・・集計・討議
・ギター、カンテ、群舞、バイレソロの順に集計
・奨励賞候補を選出、但し奨励賞を何名にするかの決定は理事会にて
・奨励賞候補選出後、新たに設ける事の出来る話題賞についての意見を聞く(名称、コメント等)
・選考委員会の決定を決議して、理事会に送る
・選考委員会閉会、外部委員の退出
◎理事会にて・・・討議決定(外部委員、専門誌傍聴可)
・奨励賞の決定 
 →選考会集計結果を基に、奨励賞の数は限定せず原則として1割以内とし、その都度状況に応じて理事会
  にて決定する。その際、選考会結果順位が入れ替わることは無しとする。
・話題賞、理事会賞など奨励賞以外の顕彰について討議決定
 →奨励賞の名称はそのままとし、努力賞は無しとする。
 →票数に拘わらず、会場や選考会で話題になった人、印象に残った人等、受賞理由を明確にして顕彰す
  ることができる。
◎発表方法
・翌日10時よりANIFホームページにて発表
・翌日、出演者にDM通知する
◎選考委員について
・選考委員会の構成は以下の通りとする
 @理事役員・・・従来通り本人確認の上決定
 A外郭団体→現代舞踊協会一任
 B有識者、批評家、ライター等
  ・・・西脇美絵子、菊地裕子、高場将美
 C役員以外のアーチスト(協会員)
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 選考会を考える会委員
 鈴木眞澄、三澤勝弘、渡邊薫、鈴木敬子
 今田央、片桐勝彦、川島桂子

◆第16回新人公演 参加者決定抽選会開催

 第16回新人公演も、定数を上回る多数のご応募を頂き、参加希望者が応募人数を超過していた為、
やむなく抽選会を開催し参加者を決定する事になりました。

■抽選会の経過及び、結果は次の通りです。
募集定数 応募総数 16回参加 無抽選 抽選対象 抽選繰入 次回優先
バイレ・ソロ 60 77 64 58 19 6 13
群舞 5 3 3 3 0 0 0
ギター 10 14 11 11 0 0 3
カンテ 15 17 16 16 0 0 1
総数 90 111 94 88 19 6 17
●バイレ・ソロ 19名が参加優先順条件(在籍2年・継続2年)のため、19名全員による抽選となりました。
 →抽選により6名が参加決定、13名の皆様は次回優先となりました。
●ギター 2名が参加優先同条件(在籍3年・継続3年)、3名が参加優先順同条件(在籍2年・継続2年)
 →3年継続の2名が参加、2年継続の3名は次回優先となりました。
●カンテ 3名が参加優先順同条件(在籍2年・継続2年)であったが、1名辞退のため、2名が無抽選で
 参加決定、1名が次回優先となりました。

◆更新手続きのお願い

 17期は3月31日にて終了。4月1日より新年度18期がスタートしております。まだ更新のお済ででない
皆様は、下記のいずれかの方法で更新手続きを完了してください。
 @郵便振替 00180-2-143166「日本フラメンコ協会」
 A現金書留 「日本フラメンコ協会」宛
 B銀行振込 三菱東京UFJ銀行 中野駅前支店 普通預金 1078072「日本フラメンコ協会」
 C直接事務局へ来訪

予約券制度について

 諸般の事情を考慮し、「座席指定券制度」を、今回の新人公演においても実施する事になりました。
この制度の導入の最大の利点は、遠方からお越しの皆様や、特に高齢者などが長蛇の列に並ばなくと
も入場できる点にあります。 全体の1割程度を目安に、規定枚数以外は受け付けない事とし、一般
入場者への配慮を心がけ実施致します。
 名称/座席予約券
 対象/列に並ぶことが困難な高齢者や、時間的に不都合な人、等々
 利点/いつでも座席が確保されている
 予約席数/各日100席程度
   価格/2,000円(協賛金扱い)
 *入場の際は、別途入場券が必要です
 申込方法/協会事務局に直接申込
 
 申込順に、センター中央から席をとり、規定枚数に満たない場合は自由席として開放します。
 なお、座席の指定はご容赦願います。
「お問合わせ」03-3383-0413(日本フラメンコ協会・事務局)

平成20年度文化庁新進芸術家研修制度募集案内

 日本フラメンコ協会は、文化庁新進芸術家研修制度の推薦団体として認可登録されています。今回の
募集も、協会が推薦窓口として機能いたします。
海外留学制度を検討される方は、募集案内を事務局にご請求の上、詳細をご確認下さい。
●海外研修
 <18才以上の部>
 1年派遣:350日間(45才未満)
 2年派遣:700日間(30才未満)
 特別派遣:80日間(上限制限なし)
 
 <18才未満の部>
 1年派遣:350日間(15才以上〜18才未満)

●国内研修
 10ヶ月:6月〜翌年3月までの10ヵ月
 *年齢は平成19年9月1日現在の年齢となります。

●書類提出締切日
 平成19年9月3日(月)協会事務局必着

★ANIF公演イベント<2007年6月〜11月>

2007年6月
●東千恵フラメンコグループ公演
 23日(土):市川市民文化会館小ホール
 出演/東千恵、青柳伊津子、市伊孝、松永雅彦
2007年8月
●第13回 全国大学フラメンコフェスティバル in 館山
 12日(日):千葉県南総文化ホール 大ホール
 出演/全国学生フラメンコ連盟15大学

●石川まみ フラメンココンサート Vol.3
 24日(金):長崎市NBCビデオホール
 出演/石川まみ、石川正子、泉田聡美、浦彩子
2007年9月
●「Herencia」継承 〜吾が子へ〜
 7日(金)〜23日(日):全国8会場(福岡・山口・広島・大阪・京都・名古屋・四日市・東京
 出演/メルセデス・アマジャ・ラ・ウィニー、カリーナ・アマジャ、サンチャゴ・アギラール、
 エル・タティ・マリオ・ディアス

●鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊公演「ARTE Y SOLERA」
 28日(金)・29日(土):草月ホール
 出演/鍵田真由美、佐藤浩希、他

●花岡陽子スパニッシュダンス・カンパニー研究生公演「22人の新人たち」
 29日(土):秋田県民会館
 出演/花岡陽子、児玉キミ子、奥濱春彦、平松加奈、他

●スペイン国立バレエ団
 4年ぶりの代表作「ボレロ」、カルメン・アマジャへのオマージュとして創作された
 「ラ・レジェンダ」、日本初演の「ゴルペス・ダ・ラ・ヴィダ」など。
 9月28日(金)〜10月6日(土)
 Bunkamuraオーチャードホール(東京)
 フェスティバルホール(大阪)
 *会員の方が代表者となってチケットをまとめてご購入頂きますと団体割引もご利用頂けます。
 「詳細・お問合せ:サモンプロモーション 0120-499-699(10:00〜18:00)
2007年10月
●石川まみフラメンコ教室 第3回発表会
 8日(月・祝):新宿エル・フラメンコ
 出演/石川まみフラメンコ教室生徒、石川まみ

●第2回 FIESTA DE MARZO
 13日(土):名古屋市民会館大ホール
 出演/スタジオマルソ生徒一同、小島章司、礒村崇史、萩原月

●石井智子スペイン舞踊30周年記念公演「La Eleganchia」〜魂の求めるままに〜
 23日(火)・24日(水):新橋ヤクルトホール
 出演/石井智子、ミラグロス・メンヒバル(特別ゲスト)
2007年11月
●河野麻耶フラメンコ教室発表会 '07
 11日(日):静岡市民文化会館 中ホール(静岡)
 24日(土):仙台市青年文化センター・シアターホール(仙台)
 出演/河野麻耶フラメンコ教室生徒一同、河野麻耶、他

●「花がたみ」
 27日(火):ル・テアトル銀座
 出演/蘭このみ、中田一史(バレエ)、市川段治郎(歌舞伎)

*協会に後援申請のあったイベントのみを掲載しています。