ANIF 日本フラメンコ協会 会報 No.59

ANIF 日本フラメンコ協会会報59号
Asociacion Nipona de Flamenco
2008年4月25日 
発行:日本フラメンコ協会
〒164-0001東京都中野区中野3-3-6
Tel:03-3383-0413 Fax:03-3384-5711
B5版 4ページ

◆第16回 新人公演奨励賞授与式 2008年度 ANIF新年会

 1月20日(日)午後5時より、中野サンプラザ11階「アネモ」において日本フラメンコ協会新人公演
奨励賞授与式及び新年祝賀会が開催されました。
 
 濱田滋郎会長の開会挨拶に始まり、授与式へ。 賞状は小島章司理事長、盾は本間三郎副会長、
花束は山田恵子副会長の各氏によって受賞者〜(バイレソロ)大島いち子、荻野リサ、稲田進、
得冨智美、斎藤恵子、(ギター)内藤信、(カンテ)永潟三貴生、(話題賞=ANGELITA賞)住田ルカ〜
の方々に授与されました。そして記念撮影、インタビューへ・・・、それぞれの言葉の中に明日への
輝きを感じさせてくれました。

 ご来賓から、芸団協専務理事、大林丈史氏のご挨拶。 そして坂中浩治副会長による”乾杯”で
懇親会へと続き、歓談も盛り上がったところでアトラクションへ・・・

 伊藤日出夫副会長門下の”ドン・アルマス”による、ギター、カホンの演奏、病から復活された
伊藤副会長の演奏に感服させられました。演目の最後、セビジャーナスでは受賞者たちとのバイレ、
カンテ、パルマの共演、なかでも最年少の住田ルカさんと小島理事長とのペアは、微笑ましく心暖ま
るものでした。他にも二度とみられぬ(?)カップル誕生!!会も最高潮へ盛り上がっていきました。

 そして恒例の抽選会に入り、香取希代子賞であるスパリゾートハワイアンズ・ペア宿泊券(6組)の
抽選が新人公演参加者によって行われました。 濱田会長との白熱ジャンケン勝負!! そして福
袋のビンゴゲームへとヒートアップし、時間はまたたく間に過ぎ、セビジャーナスの踊りで終宴へ。

 関西支部長、岡崎義隆理事の閉会の辞で、新年会も無事に終了することができました。今年も私
たち会員、役員、理事一同、協会の発展と理念をより確実なものにするために、一層の努力を惜し
むことなくしていきたいと思っております。

■役員改選正会員投票結果

 今回も皆様のご協力を得て役員改選を行うことができました。これまでより、信任という形式がより
明確となりましたが、会員の方々から「誰を選んで良いのかが判らない」との声と協会運営の現状を
考慮した上での方法でした。

 さて、632の有効投票中6票の不信任がありました。役員32名中13名に不信任との票がありまし
たが、最高で2票。632中の2票ということで、3月の理事会で信任と見なされ、全員留任ということに
なりました。また推薦された会員は以下の方々です。森田志保(3票)、国末しおん、加地恵理(各1
票)の各氏。また無効推薦(非会員への推薦)2票がありました。
 2008年3月31日をもって、第18期日本フラメンコ協会役員任期が満了となりました。役員任期満了
に伴い、理事会が候補者選考委員会となって推薦した、次期(19期〜20期)役員候補32名を正会員
632名に開示し、信任の是非を問う役員改選正会員投票を実施しましたので、ご報告します。

投票結果
有効票数 632票
全ての候補者に同意する 626票(記名投票24票、無記名投票・無投票:602票)
一部不同意 6票(記名投票1票、無記名投票5票)

■会則変更のお知らせ

 今回の役員改選で不具合となった理事数をはじめ、若干の手直しを加えた会則の変更の是非を問う
臨時総会が1月20日に開催され、下記の変更事項が全て承認されました事、ご報告します。

第3章 会員
(種別)の項
 第6条 本協会の会員は、次の通りとする。
 (1)正会員 従来通り
 特別会員 フラメンコを正業としていると理事会で認められ且つ、5年以上継続している正会員
 改定*特別正会員制度が実施されているため、会員種別(1)正会員に追加します。
 (2)賛助会員 従来通り
 (3)準会員 従来通り
 (4)名誉会員 従来通り

(除名)の項
 第14条(2)会費を細則に定める期間以上滞納したとき。
 改定*細則に「6ヶ月を過ぎても納入されなかった場合は退会とみなす」とあり、除名の記述と
矛盾しているため、除名の項14条(2)は削除致します。

第4章 役員及び評議員、職員
(役員)の項
 第15条(1)理事25名以上40名以内(内、会長1名、副会長1〜4名、理事長1名、専務理事
 1〜2名、常任理事を含む
 改定*現行の「理事20名以上30名以内」では理事数が足りない為、将来を見据え上記に変
 更致します。

(事務局)の項
 第24条 事務局長1名→1〜2名
 改定*現在事務局次長は2名(間瀬玄彌、田代敏子)のため、現状に即して1〜2名とします。

細則 支部
 第1条 会則第3条に基づき次の支部を置く。
 改定*総則第3条に、「本協会は理事会の議決を経て、必要と認められる地に支部を置くこと
 ができる」と明記されているので、細則の記述は不要なので削除します。

 第2条 特別正会員規定を追加します。
 第3条 3再入会 入会金は不要
 改定*現状では、再入会は入会金を必要としているので、現状に即した「入会金必要」の記述
 に訂正します。

■理事会便り

1月20日 第18期第10回 出席者:12名
 ●総務・組織部 役員改選方法と会則改定について
 ●臨時総会 議題:会則改定について 
  出席者21名および会員アンケートにより全員一致で、理事会案を承認

2月29日 第18回 第11回 出席者:12名
 ●国際部 スペイン、フラメンコ博物館にて、ANIF会員割引開始
 ●研究部 講習会報告、今後の予定
 ●広報・普及部 協賛店の確認
 ●総務・組織部 役員改選方法の確認

3月31日 第18期 第12回 出席者:15名
 ●総務・組織部 役員改選結果の確認
  会員更新、新規入会について
 ●広報・普及部 「協賛店を考える会」発足 担当/広報普及部
 ●研究部 講習会報告、今後の予定
 ●アニフェリア「ギター・カンテの祭典」について
 ●第17回新人公演について 

■バイレ・フラメンコ博物館<Museo del baile flamenco>

 昨年の6月から7月にかけてのスペイン訪問の際、雑誌に掲載されていた、この博物館を訪れました。
フロントのスタッフ、黒岩氏を通して、ハビエル館長にお会いし親交を深めることができました。

 帰国後、東京で開催されたアンダルシア・フラメンコ展示会場で、博物館の広報、パナデロ氏と面識を
得、博物館はクリスティーナ・オジョスさんの多大なる支援のもとに開設されたと伺いました。

 2006年に開館し、フラメンコの全てを学ぶことが体験でき、稽古場が舞台にもなる設備や歴代のアー
ティスト達の写真、新聞、ポスター、絵画の展示スペースなど、フラメンコの世界にじっくり浸れることが
できます。ぜひ一度お訪ね下さい。               
                                                 (山田恵子)
(*入館料は10ユーロですが、フラメンコ協会会員証提示で2割引となります。このご厚意に対し、
濱田会長から御礼状を差し上げました。)
濱田滋郎殿
 この文書をもって、日本フラメンコ協会全会員は、日本フラメンコ協会とフラメンコ舞踊博物館の協定
により、ANIF会員証を博物館に提示した時、入場料の20%割引を受けることを確認します。この協定は
2008年1月1日から有効となり、両者のどちらかが文書によりこの取り決めを解消するまで有効とします。
セビージャにて2008年1月1日に署名し、この取り決めが発行されることを確認します。
                                     フラメンコ博物館館長 Tina Panadero

■協会創立20周年を展望して

 先日、姪の結婚披露宴で祝辞を述べた際、協会の理事も務めていると司会者が紹介したら、その後
新郎の友人が席まで来て、実は妻がフラメンコをやっていると挨拶され、びっくり。それも新人公演に
出場し、名前も知っている人だったので尚驚き、世間は狭いなと感じた。

 早いもので創立から18年、その間フラメンコの振興に地道に取り組んで来た協会だが、その影響は
小さくない。毎年のイベントを通じて若者との交流も拡大、マイナーだったフラメンコも毎日メディアを通
じてお茶の間にも浸透、創立時に比べると隔世の感がある。

 最近では、芸団協にも注目され、社会的知名度も高くなった。今や協会は全国で新人だけでなくプロ
として活動している人達にも頼れる存在になったと思う。その分責任は重いが、20周年にその意味で
大きな節目となり、輝かしいフラメンコの未来へと礎となることを祈願している。
                                                 大久保元春

■研究部便り

 昨年秋より、活発に動き出した研究部からの活動報告と今後の予定です。
●3月20日(木・祝日)
 「第3回カンテ・パルマ教室」
 講師:エンリケ坂井
 はじめに教養としてフラメンコの父としての曲、母としての曲のお話。ついでティエントスのパルマ・カン
 テを勉強。昔のゆっくりとしたタンゴ、ティエントスのCDを聴き、大変に興味深い1時間30分でした。
 休憩時間には花岡先生お手製のサングリアとサンドイッチが振る舞われました。

 予定(同封の別紙参照)
●6月1日(日)2:30〜4:00
 「スペイン生活30年うつらうつら」講師:堀越千秋
●7月20日(日)4:00〜5:30
 第4回「カンテ・パルマ教室」講師:エンリケ坂井
●9月21日(日)2:30〜4:00
 「カンテで遊ぶアンダルシア語」講師:浜田吾愛
●9月21日(日)4:00〜5:30
 第2回「フラメンコに活かす身体づくり」講師:清水フミヒト

更新手続きのお願い

 18期は3月31日にて終了。 4月1日より新年度19期がスタートしております。まだ更新のお済で
 ない皆様は、下記のいずれかの方法で更新手続き完了してください。
 @郵便振替 00180-2-143166「日本フラメンコ協会」
 A現金書留 「日本フラメンコ協会」宛
 B銀行振込 三菱東京UFJ銀行中野駅前支店 普通預金1078072「日本フラメンコ協会」
 C直接事務局へ来訪

◆ANIF主催公演のお知らせ

第17回新人公演「フラメンコルネサンス21」
 ◆2008年8月22日(金)、23日(土)、24日(日)
 ◆なかのZERO大ホール

第6回アニフェリア2008〜ギター・カンテの祭典〜
 ◆2008年11月30日(日)
 ◆なかのZERO大ホール

■お知らせ

●期末(3月)の会員登録の混乱を避けるため、当期入会期限を19期から2月末日迄とさせて
 頂きます。
●平日多忙な方々を考慮して、5月から最終日曜日はANIFセンターを開放致します。
 ぜひご利用ください。(11:00〜18:00)

★ANIF公演イベント<2008年4月〜12月>

2008年4月
●東京外語大学スペイン舞踊部・カンテ研究会
 第15回リサイタル
 30日(水):三鷹芸術文化センター 星のホール
2008年5月
●フラメンコギターライブ
 「巨匠伊藤日出夫とDON ALMAS」
 5日(月・祝)群馬県太田市学習センター視聴覚ホール
 出演/伊藤日出夫、桜ノン、谷リキ、諏訪シュウ、大貫シン
●小島章司フラメンコ2008「越境者」
 9日(金)・10日(土)・11日(日):俳優座劇場
 出演/小島章司、ダビ・ロメーロ、エバ・サンティアゴ、ルベン・カスターニョ他
●マリア・パペス舞踊団
 9日(金)・10日(土)・11日(日):東京国際フォーラムホールC
 出演/マリア・パヘス、マリア・パヘス舞踊団
●CIELO AZUL 鍜地陽子フラメンコリサイタル
 ”道-El Camino”
 18日(日):新宿・エルフラメンコ
 出演/鍜地陽子他
2008年7月
●岡本倫子スペイン舞踊団 第21回新人公演
 11日(金)・12日(土)・13日(日):シアター1010(シアターセンジュ)
 出演/岡本倫子スペイン舞踊教室生徒、岡本倫子スペイン舞踊団
2008年8月
●第10回なかの国際ダンスコンペティション
 予選 8月7日(木)・8日(金)・9日(土)・10日(日)・11日(月)
 (7月5日アジア予選 於ソウル市内)
 なかのZERO小ホール
 決選 9月22日(月)・23日(火・祝:なかのZERO大ホール
●鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
 「ARTE Y SOLEA)
 2日(土)・3日(日):ルテアトル銀座
 出演/鍵田真由美、佐藤浩希
2008年10月
●花岡陽子スパニッシュダンス・カンパニー公演
 「うないおとめ」-生田川伝説”求め塚”より-
 30日(木):めぐろパーシモン大ホール
 出演/荻野リサ、箆津弘順、清水フミヒト他
2008年12月
●プレステージテアトロライブ
 6日(土):吉祥寺前進座劇場
 出演/高橋英子、AMI、小島慶子、大塚友美他
●「ボレロを楽しむ会」
 21日(日):川崎教育文化会館
 出演/あすなろ芸術村団員 花岡陽子スパニッシュダンス・カンパニー

*協会に後援申請のあったイベントのみを掲載しています。