ANIF日本フラメンコ協会会報 号外


第10回新人公演”フラメンコルネサンス21” 開催
選考委員の講評・感想

 ANIFの夏を象徴する新人公演もタイトル通り21世紀に入り、10回目の新人公演
を迎えました。 第10回公演は、8月8日(水)、9日(木),10日(金)、なかのZERO大
ホールにて開催されました。

 2度目の平日3日間公演ということで、8,9日は、例年見られる開場前の長い列は
なかったものの、やはり熱心な観客の方達は開場3時間前ほど前よりいらして下さ
っていました。 最終日10日は、会場の外まで暑い中たくさんの観客の方達にお待
ち頂く状態で、これが新人公演のいつもの状況と,少し安心いたしました。 3日目は
開場を早め少しでも涼しい所でお待ち頂きました。

 しかし平日3日間というのは、マイナス面ばかりではなかったのです。 出演者の
リハーサルがゆっくり出来たという最大のメリットもありました。 が、やはり土・日
曜日開催を望む意見があり、協会としても努力はしているのですが、会場確保は、
抽選ゆえ、思い通りにならないという現状なのです。 幸い来年は7月27日(土)・28
日(日)がとれました。

 今年の各部門の参加数、組みは以下の通りでした。
バイレ・ソロ部門 33名
バイレ・群舞部門 4組
カンテ部門 3名
ギター部門 5名
その他部門 2組、1名
(クラシコ・エスパニョール、デュオ、ルンベーラ)

 選考会は、3日目の公演終了後、ANIF事務局に移動して開かれました。 今年は
24名(昨年21名)の選考委員によって行われました。 今年は点数制という方法をと
り、より厳密な選考方法が採用されました。

 奨励賞は各部門で、出演者の1割程度、出演者が10名または、10組に満たない
部門は1名、1組または0という選考基準を例年同様とりました。

 例年のことながら、バイレ・ソロ部門のレベルは、今年も高く、選考会でも数多くの
意見交換、検討がなされました。 又、今年から設けられたその他部門に関しては
、群舞部門、カンテ部門との兼ね合いも充分に考え検討されました。

 選考会決定のあと、引き続き理事会が開かれ、再度、検討が重ねられ結果発表
は、午前0時すぎとなってしまいました。

 出演者に、よりきめ細やかにしようということでその他部門(クラシコ・エスパニョー
ル、パレハ、ルンベーラ)を設けたのですが、この選考に関しては大変に難しい点が
あるというのを実感した今年の選考でした。 この点については、次回理事会で早速
検討課題としてあげられました。

第10回新人公演・選考委員(敬称略)
濱田滋郎(会長)Bs,Bg,G,C 小島章司(理事長)Bs,Bg,G,C 本間三郎(舞踊家)Bs,Bg,C
山田恵子(舞踊家)Bs,Bg 飯野昭夫(研究科)C 今井重幸(作曲家)Bs,Bg,G,C
エンリケ坂井(ギタリスト)Bs 加部洋(ギタリスト)G,C 小林伴子(舞踊家)Bs,Bg
坂中浩治(ギタリスト)Bs,Bg,G,C 住田政男(ギタリスト)G,C 鈴木眞澄(舞踊家)Bs,Bg
曾我辺靖子(舞踊家)Bs 花岡陽子(舞踊家)Bs,Bg 渡邊薫(舞踊家)Bs,Bg
岡崎義隆(舞踊家)Bs,Bg 東仲一矩(舞踊家)Bs,C 飯ヶ谷守康(ギタリスト)G,C
本間牧子(舞踊家)Bs,Bg,G 高場将美(評論家)Bs,Bg,G,C 西脇美絵子 Bs,Bg
野坂公夫(現在舞踊協会)Bs,Bg 桜井勤(舞踊批評家協会)Bs,Bg 堀越千秋(画家)Bs,Bg,G.C
Bs=バイレ・ソロ部門、 Bg=バイレ・群舞部門、 G=ギター、 C=カンテ
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日本フラメンコ協会会報 2001年8月27日 号外より抜粋  
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